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音楽教室に通う子供のピアノ

音楽教室に通う子供のアップライトピアノ

 音楽教室に通っている子供たちが自宅で使っている一般的なピアノが箱型のアップライトピアノです。アップライト・ピアノは、ピアノの中でフレームと弦が垂直に配置されています。そして、ピアノの鍵盤とハンマー部分から上下に延びるように作られているため、大きなグランド・ピアノよりもかなりコンパクトになっていることから、一般家庭に普及しています。

アップライトピアノの特性

 アップライトピアノは、その部品である水平に動くハンマーでは、グランドピアノに比べて、反応の良いピアノ・アクションのものを製作することは一般的に難しいとされています。しかし、しっかりと調律・調整されたアップライトピアノは、うまく調整されていないグランドピアノよりも弾きやすくなります。しかも、職人が丹精こめた最高品質のアップライトピアノであれば、同じ程の大きさのグランドピアノにも負けない音質と反応のよさがあるピアノが現に存在しています。しかし、アップライトピアノには、グランド・ピアノには存在しているアクションの中にレペティションレバーが存在しないことから、連打やスタッカート、トリルなどの動きを素早く演奏することが難しくなります。

アップライトピアノの購入時の注意

 こうしたアップライトピアノの価格としては、それこそ新品のピアノであってもピンからキリまでありますが、一般的には、グランドピアノと比べると、かなり安い価格が設定されています。この価格面からの比較や一般家庭では大きな問題となるスペース面からはんだんして、一般の家庭で購入されているのはアップライトピアノとなっています。ただ、アップライトピアノの欠点として、長い間かけて使い込んでいくと、しっかりと調律や調整をしても、ピアノの鍵盤のタッチがどうしても柔らかくなる問題があります。こうしたことから、子供を音楽教室に通わせて、中古のアップライトピアノを購入する時には特に注意が必要です。家のアップライトピアノのタッチとピアノ音楽教室で講師が使っているグランドピアノのタッチが大きく異なるため、家で練習を積んでも上達が遅くなることも見受けられるからです。

ピアノ講師が使うグランドピアノ

 音楽教室ピアノ講師はグランドピアノを使って生徒にピアノを教えています。グランドピアノの音色は、奥行きが深く、尊厳な音をかもし出すため、「ピアノの中のピアノ」といわれています。グランドピアノは、地面と水平にフレームと弦が配置されており、その弦は奏者の正面方向に張られた構造となっている大型の楽器です。グランドピアノの特性を十二分に発揮するためには、小さな部屋ではなく、充分に音の共鳴が得られる天井の高い広い部屋に設置する必要があります。

グランドピアノの種類

 一口にグランドピアノといっても、大きさが一定サイズと決まっているわけではなく、いくつかの種類があります。それは、ピアノの製造業者やモデルによって若干の違いはありますが、一般的に大きく分けると、「コンサート・グランドピアノ」(全長2.2~3m)、「パーラー・グランドピアノ」(全長1.7~2.2m)、さらには、これよりも小さい「ベビー・グランドピアノ」の3種類に分けることができます。最も小さなベビーグランドピアノは、ピアノメーカーであるゾーマー社が特許取得をしているので、他のピアノメーカーが同じようなものを製作することはできません。

グランドピアノの音の性質

 音の原理から考えると、ピアノの場合には、他の条件が同じであると仮定すると、長い弦を張ったピアノの方が音の響きがよくなりますが、弦のインハーモニシティ(非調和性)が低くなることになります。したがって、短いグランドピアノでは、弦が短く、太く、固いため、インハーモニシティが高い傾向になるといえます。また、弦が長いコンサート・グランドピアノでは、弦長があるため、短いピアノよりも自由に振動できるため、ピアノの倍音が理想に近い音質となります。

グランドピアノの使われ方

 最も長いフルサイズのコンサート・グランドピアノは、音楽専用ホールの演奏などで使用されているほか、ピアノ講師のグレード資格試験でも使用されています。小型のグランドピアノは、ヤマハやカワイといったピアノ音楽教室や、一般ではかなり大きな部屋がある家庭などで使用されています。


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