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材質による桐箪笥の選び方

桐箪笥の材質

 箪笥に使用される桐の材質については、同じ桐の木でありながらピンからキリまでかなりの幅があるのが実態です。一般的には、桐たんすは会津桐が最も良質な桐とされますが、一方、一口に会津地方もそれなりの広さがあるので、その中のどこの桐の産地がいいのかといった話にもなってきます。さらに、国内の桐タンスの桐の産地は、北は青森からかなり広範の地域に広がっていることから、産地だけで材質を判断するのは難しい状況です。

外国からの桐箪笥

 また、桐箪笥には、国内産の桐だけでなく、外国から輸入されている桐も使用されています。輸入はいろいろな国からのものあっりますが、特に、北米や中国などからのものが桐箪笥で使われる桐として有名です。このうち、中国の桐は、値段的にも安いことからかなりの量が桐箪笥の材料として流通しています。また、中国本土で桐箪笥が製品化されて、それを輸入されることも多く、現在の通信販売では、中国で桐箪笥を製造されたものがかなり多く見ることができます。さらには、桐に似た木を桐箪笥として安く売っているケースもあり、例えば、ファルカタの木などを桐箪笥と称して売る悪質な業者までもいます。

桐箪笥のグレードによる違い

 桐箪笥の材質の違いは、その桐タンスのグレード的によって使用するものが少しづつ異なっており、最終的な製品段階ではまったく異なったものになります。桐箪笥の選定の本質は、桐の材質と箪笥の構造、それに一番大きなところは職人の技術です。桐箪笥の一定の水準以上を念頭にして考えると、桐箪笥の構造については、ほとんど変わりがなくなってきます。桐箪笥職人の技術も、どこに力点を置いて判断するかで違うという微妙な違いとなってきます。となると桐箪笥の材質の違いをまずは中心に考えるべきではないかという結論になります。

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