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更新January 26(Tue), 2010

着物きものは元々中古リサイクルの考え方

 日本古来からの伝統である和服の着物は、元々から古くなった着物を何度もリサイクルするという考え方でできている服装です。もっとも、現代のように中古の着物を高価で買取ってリサイクルする店や中古着物の格安販売店ショップなどはありませんでしたが、生活に知恵として「もったいない」という精神が着物には生かされてきました。伝統的な服装である着物の特徴としては、人の腰のあたりで帯を結ぶことによって、着物を体に密着させて固定させるもので、洋服には見ることのできないような腕の太さよりもずっと広い袖を持っています。着物の長着や羽織では、着物の袖の一部を縫ってあり、これによって袖口は袖丈よりも短かくなり、袖に袋状の袂ができています。このように、着物は反物を裁断してとても簡素な作りとなっていることから解くのも簡単であり、元々から、着物は何度も繰り返しリサイクルをしながら擦り切れるまで長く着用することを前提としています。

中古のリサイクル着物は反物を有効利用

 何度もリサイクルできる着物の素材の布地は、伸び縮みしないものがほとんどであり、着物を締める帯の材質は布となっています。着物を反物から作るときは、反物を裁ち方はほとんどが直線であり、布の端と平行又は直角に裁断されます。着物を作るために布を切った後、使わない布として余るのは、反物の端の長方形の部分を除けばごくわずかです。先人たちの「経済的・合理的」や「もったいない精神・リサイクル」の意識が見て取れます。これは、洋服を作る時に、生地がたくさん余って捨ててしまうのと大きな違いといえます。着物の反物は、余すところなく使用されており、着物製作で残った着物生地もさまざまなものにリサイクルや再利用をされています。また、一旦仕上げた着物も、人の成長や時の経過と共に着物の仕立て直しを行ったり、最後までリサイクルされて利用されています。こうした何度もリサイクルされていた古き良き伝統の着物が、今でも、中古の着物のリサイクルショップ店で販売され、それが他の人の手に渡って再利用されて着用されているということは、着物の古き良き伝統を受け継いでいるということでしょう。

中古リサイクル着物の着心地の魅力

 中古リサイクル着物の魅力は、新品の着物と違って、適度に着古されたものは、体に馴染んでとても着心地がよいものです。元々、着物自体が、日本人の体にピッタリと適合するように作られている衣類なのですが、普段着として着物を着ることには最近の若い人には抵抗があるようですが、実際には着物を着慣れれてしまえばとても動きやすくてラクな服装であることを再認識することでしょう。着物は、洋服とは違って様々な体型をカバーすることもできる服装であり、そうしたことからも、再び着物そのものの着心地のよさが見直されています。着物といえば、成人式や卒業式、あるいは、それ以上に着物を着たとしても結婚式の機会だけしか振袖を着ないという女性がほとんどなので、普段着物を着慣れていないことから息苦しく感じる人がたくさんいます。しかし、普段から気軽に汚してしまってもよい中古リサイクル着物を着こなしていると、その動きやすさや気候に応じた保温機能など、まさに日本古来からの衣服としての着物の良さを感じ取ることができるはずです。

中古リサイクル着物は格安価格で販売

 中古リサイクル着物の大きな魅力のもう一つには、新作の着物よりずっと安いということが挙げられます。アンティークのリサイクル着物を中心に、良質な着物が新品のときの値段では考えられないような格安価格で販売されているのです。こうしたことから、着物をあまり着ることのない初心者でも中古リサイクル着物は気軽に買えるほか、着物が大好きで、機会があるごとに違う着物を着て出かけるおしゃれ用に何枚もの中古リサイクル着物がほしい人にもぴったりだといえます。しかも、新品のそこそこの値段の着物よりも、リサイクルされた古い着物の方が品質が良いものが多いので、格安な値段にもかかわらず品質が良い物を手に入れることができるということが中古リサイクル着物の大きな魅力の一つです。そのうえ、着物姿を見ただけで、新作の着物か中古リサイクルの着物かの違いがわかる人はまずいないので、中古リサイクルの着物を着ていても恥ずかしくなるということはまったくありません。

日本の誇り中古の着物のリサイクル

中古着物の伝統的なリサイクル

 日本古来からの着物きものは、反物の生地を余すことなく使用し、しかも、リサイクルを行うことを前提として、考えに考え抜いて作られてきた服といえます。なぜならば、着物が伝統的な裁縫の方法によって作られた場合には、着物の生地を縫いつけた糸を後から着物から取り除いて分解することを前提にしてきものが作られています。切れやすい糸を使って着物きものを縫製することによって、縫った糸が布を引っ張って着物きものの布を損傷する危険を減らしているのです。着物の反物は、ほとんど使ってしまいますが、それでもわずかに残った着物の反物の端切れは長方形なので、別の目的にも利用しやすくなっており、各家庭で知恵を絞って様々なものに利用されています。

西洋にはない中古の着物のリサイクル

 まさに、着物は日本古来からの伝統的な服であるにもかかわらず、近年になって強く叫ばれている「リサイクルやリユース」といった環境に対する意識やもったいないという精神をを強く感じとることができます。このように日本古来からある着物ですが、中古になって後々のリサイクルといったことまで考え抜き、一切の無駄なく着物の生地を使用するといった日本人の生活の知恵が感じ取れます。日本独特の着物のという西洋には決して存在しない独特の衣類は、現在の日本のリサイクル先進国としての一つの誇りともなっています。このような古き良き伝統を持っている着物が、現代においても、中古着物のリサイクルショップの店頭で格安で販売されて何度も活用されているということは、この古きリサイクルの伝統や知恵を連綿と生活習慣の中で受け継いでいるということでしょう。

リサイクルショップによる着物の高価買取

 最近では、着物きものを専門に扱うリサイクルショップの店舗が増えてきており、そこでは着物の良し悪しに目利きが効く店員がおり、よい着物であれば、かなり高価中古の着物を買取ってもらうことができます。若いころに成人式や友達の結婚式で着た振袖の着物など、とても愛着のあったあなたの着物がリサイクルショップによって高価で買い取ってもらえるうえ、中古着物がプロの手によって鮮やかにリサイクルされて再生されて、新たな持ち主の手に格安で販売されるので、その中古の着物としても長く着てもらえることから本望といえるでしょう。たとえ中古の着物であったとしても、しっかりと手入れさえすれば、長期間にわたって孫の代までも着ることができる唯一の衣類です。こうした着物のようなとても長く着ることができる衣類は、西洋文化には存在しないものです。箪笥の中にしまったままで、まったく着る機会がなくなった中古の着物であっても、そのままにしておくともったいないので、着物リサイクルショップ販売店による中古着物の高価買取などでリサイクルしましょう。

リサイクルショップによる着物の格安販売

 また、中古のリサイクル着物きものは、質のよい着物であっても、新品の時には考えられないほどお安くなった格安価格の値札がリサイクルショップで付いて販売されており、かなり安く購入できるので人気です。中古のリサイクルの着物といっても、着る機会の少ない着物のであることから、洋服の古着のようなヨレヨレの印象はまったくなく、見た目は新品の着物と変わらないものがほとんどです。しかも、割安に着物リサイクルショップ販売店から良い物の着物きもを購入することができます。また、最近では、明治、大正、昭和初期のアンティーク着物にも静かな人気があり、当時ならではの柄や色合いなど現代にはないものであることから、アンティーク着物を専門に購入している女性もいます。アンティーク着物については、一般のリサイクルショップで取り扱っていることはほとんどなく、アンティーク着物専門のリサイクルショップで購入することになります。ただ、アンティーク着物については、普通の中古着物のように確実に新品価格よりも安くなることはなく、ビンテージ的な価値のある着物は、かなりお高くなっています。

リサイクルショップによる中古着物の人気

 最近では、着物きものを専門に扱うリサイクルショップでかなり割安・格安販売されている中古のリサイクル着物への人気が高まっています。普通に買うと着物というものは、とても高いもので、特に、品質のかなりよい振袖や留袖の着物については、とても一般人が買うことのできないようなお値段が付いている豪華な着物まであります。しかし、このような新品同様の着物が一度着物の袖を通したなどの理由から、中古リサイクルの着物として、かなり安く格安で中古リサイクルショップで販売されています。こうした中古着物の販売は、着物の中古リサイクルショップ専門店における販売だけではなく、正規の着物屋・呉服屋でも新品の着物の販売と合わせて中古リサイクルの着物の販売を行っているケースが増えてきています。

リサイクルショップの中古着物の人気の理由

 リサイクルショップで販売されている中古のリサイクル着物が大人気の秘密の一つは、着物には洋服のように毎年変わっていく色や形、柄の流行すたれがほとんどないということをあげることができます。洋服であれば、いくら高価なブランド物であったとしても、時が流れれば、それを着て外出することにためらいを感じてしまいますが、中古の着物であればそのようなことはありません。また、新作の着物と中古の着物であっても、大きな流行というものはほとんどないため、何年も何十年も前の着物を着て外出しても、まったくおかしく感じることはありません。一部のアンティーク着物では、かなり高値で販売されているケースもあります。これは、中古のリサイクル着物であっても、日本しかない独特の色使いがかえって今風で新鮮に感じることもあるからです。こうしたことから、アンティークの着物を含めて中古リサイクル着物の人気が、若い女性を中心に、現在、高まっている状況にあります。こうした着物の人気は、振袖や留袖といった女性の着物だけでなく、男物の着物にも高い人気が有ります。

リサイクル中古着物の購入時の確認ポイント

 リサイクルショップや呉服店などで中古のリサイクル着物を購入する時には、いくら格安販売されているといってもチェックしておきたいポイントがあります。まずは、中古のリサイクル着物を試着して、その着物の身丈、裄、身幅が自分の伸長の長さや体型で着ることができるかどうかを確認しましょう。特に、男女共に最近の若い人は背も高く体格が良い人が多いので、昔の中古リサイクル着物では丈が短いこともあります。しかし、それで中古リサイクル着物の購入をあきらめるのではなく、その着物をおはしょりなしにすると着ることができないかどうかを確認してみましょう。中古リサイクル着物には、比較的良質な着物が格安で多く販売されているので、色柄などを気に入ったのであれば、お値段とも相談して、少し工夫して何とかできないかと考えるということも、新作の着物を購入するときとの違いといえます。

中古リサイクル着物の汚れの確認ポイント

 中古のリサイクル着物きものは、丁寧にクリーニングや染み抜きがされ美しく清潔になったものがリサイクルショップの店頭で販売されています。しかし、中古のリサイクル着物には、その性質上、時として着物にクリーニングではどうしても落ちないシミなどがある場合もあります。リサイクル着物を格安で購入する際には、こうした点が少し気になるところですが、着物にシミがあるといっても、着物を着てしまえば隠れる部分の汚れならほとんど気にする必要はありません。外から見えないところにシミがあるというだけで、そのリサイクル着物はかなり格安な値段になっているので、逆に、かなりお買い得な中古着物であるといえます。リサイクルショップに展示されている中古の着物の色や柄が気に入ったのであれば、こうした着物のシミは気にせずに購入すべきであるといえます。中古のリサイクル着物の購入時の汚れやシミのチェックは、着物の上前や衿など外から見える部分が汚れていないか気をつけることです。この部分のシミや汚れは、着物を着ても見える部分なだけに致命的です。そうした中古のリサイクル着物の購入は避けましょう。

リサイクル中古着物の着用ルール

リサイクル中古着物の着用ルール

 着物きものは格付けが厳密に決められており、いくら中古リサイクル着物だからといって、自由に着てよいものではありません。着物の着用ルールに基づかない着方をしていると、多くの人からひんしゅくを買う場合があるので、一通りの常識的な着物のルールは知っておきましょう。着物は種類によって着ていく場所などのTPOがしっかりと決まっているので、行き先や外出目的を踏まえたうえで中古のリサイクル着物を選択することが必要です。着物の基礎知識がないままリサイクルショップへ行き、格安販売されているので衝動的に気に入った中古のリサイクル着物を買って、後から、着て行く所がないなどといったことがないようにしましょう。

中古リサイクルの着物の種類

(1) 小紋着物、絣着物、紬着物  これらの着物は日常の普段着として着るものなので、フォーマルな席には着ていくことができません。 (2) 付け下げ着物  この着物は、外出着として幅広く着ることができますが、礼装用には向きません。 (3) 訪問着着物、色無地着物  これらの着物は、結婚式やお茶席の出席のほか、目上の方への訪問など、フォーマルな席用に着ていくものです。 (4) 振袖着物、留袖着物  これらの着物は礼装用なので、日常の普段着としては着ることができません。

中古リサイクルの着物と帯

 着物を締める役割を持ち、着物を引き立てる帯にも格式があります。着物に合わせる帯を間違えて締めると、かなり滑稽に見えてしまうので注意が必要です。着物の帯では、袋帯が格式が上になり、一方、名古屋帯は格下になります。また、半幅の帯は普段着用の着物に締める帯となります。

リサイクル中古着物のしまい方

中古リサイクル着物のしまい方

 リサイクルショップ格安販売されていたものを購入した中古リサイクル着物きものだからといって、まったく手入れもしないで着物をぞんざいに扱っていると、すぐに着物がだめになってしまいます。中古リサイクル着物であっても、新品の着物と同様のお手入れが必要になります。着物を着て帰ってきた後にすぐしまってしまうと、着物の中に汗や湿気がこもった状態となるので、着物の生地を傷めることになります。中古リサイクル着物を脱いだら、着物用のえもん掛けに袖を通して、最低でも4~5時間は家の中で着物を吊し、しっかりと着物の中に含まれている湿気を飛ばしてからたたむようにしましょう。着た後の中古リサイクル着物を何もせずにそのまま和ダンスにしまってしまうと、後から着物にシミができたり、着物の偏った色落ちや色の変化が起こったりするので、せっかくリサイクルショップに足を運んで購入したお気に入りの大切な中古リサイクル着物きものがダメになってしまいます。

中古リサイクル着物の虫干し

 中古リサイクル着物をしまうときのお手入れは先に述べたとおりですが、これ以外にも、年に2回は室内の日陰で着物の虫干しをしましょう。日本に古くから伝わっている着物の虫干しは、自然を利用した着物のクリーニングなので、大切でお気に入りの中古リサイクル着物を長く着続けるためには必要な作業といえます。中古リサイクル着物の虫干しの方法は、前日も晴れていた日を選んで、室内で中古リサイクル着物きものをえもん掛けに袖を通すか、洗濯ロープに袖を通して広げてかけます。そして、部屋の窓を開けて、10時から夕方の4時半くらいまで中古リサイクル着物きものを十分に干します。このときに注意することは、中古リサイクル着物を直射日光や蛍光灯の光に当てると、色あせや色焼けの原因になるので避けましょう。元々、中古リサイクル着物は、前の所有者が外出したり、室内でも着たりしていることから、何度も日光や蛍光灯の光に当たっていることが多いので、長持ちさせるためには、新品の着物よりも丁寧に扱うことが必要です。

リサイクル着物関連基礎用語(あ行)

 リサイクル着物に関連する着物独特の基礎用語のうち、「あ行」の用語解説です。
着物の袷
袷とは裏地がついている着物のことで布を2枚使って仕立てられた着物で冬でも暖かい。
着物のアンサンブル
きものと羽織を同じ布地や柄で仕立てたもので男性用着物に多く見られる。
アンティーク着物
大正時代から昭和初期頃にかけてつくられた着物きもので、その時代の独特の柄やデザインが特徴。アンティーク着物は古着として上等なものが安く入手できる。
着物の洗い張り
着物を解いてから洗濯する方法の総称で、丸洗いに対する語として使用される。
色無地の着物
黒以外の一色染めの着物。また白生地に単色を染めた着物のことも指す。
着物の上前
着物の前を合せたときに上になる部分のことで、左前身頃の名称のこと。
着物の薄物
薄く織った夏の着物のこと。普通、羅(ら)・紗(しや)・絽(ろ)などの着物を指す。
着物の絵羽模様
前身頃から後ろ身頃、袖にかけて、絵柄がひとつづきに描かれた文様のことで、振袖、訪問着、留袖などに使用されている。
着物の江戸小紋
とても細かい文様を型染めにした小紋で、遠くからみると無地に見えるので、色無地と同じように幅広く着用できる。
着物の御召
絹糸にきつくひねりをかけて織られた、シャリッとしている着物で、御召=御召し物という名のとおり高級な着物のこと。将軍がお召しになっていたことから御召とも呼ばれる。
着物の帯留め
帯締めにつける飾りのことで、非常にデザインに凝ったものが多く、ワンポイントのオシャレとして重宝する。
着物の帯締め
帯がゆるまないように、着物の帯の上に結ぶ紐ので、着物姿のワンポイントになる。
着物の帯板
帯の間に差し込む、薄い板で、帯にシワがいきにくくなり非常にきれいに見える。
着物の帯揚げ
帯と着物の間に少し見える細長い布のこと。
着物のおはしょり
着物を着るとき、腰まわりで余った身丈を調整する部分のこと。

リサイクル着物関連基礎用語(か行)

 リサイクル着物に関連する着物独特の基礎用語のうち、「か行」の用語解説です。
着物の絣
着物の糸を部分的に防染(ぼうせん)して染色し、それをたて糸、よこ糸に使って織り、防染部分で模様をつくる織物、またはその模様のこと。絣は柄によって複数あり、亀甲絣(きっこうがすり)、十字絣 (じゅうじがすり)などがあり、産地により久留米絣(くるめがすり)、伊予絣(いよがすり)、備後絣 (びんごがすり)などがあり、緻密な計算が必要な染織の手法のことをいう。
着物の型染め
着物きものを型紙や染め型を使って模様を染める染色法で、小紋などはほぼ型染めを使用している日本の伝統的な染色技法のことをいう。
着物の着丈
着物の後ろ中央にある衿の付け根から裾までの丈のことをいう。
着物の着付け
きものを身に着けることで、きもの姿を美しく整えるための行動をいう。
着物の着流し
羽織や袴をつけない男性の略式の着物姿のことをいう。
着物の絹鳴り
精練された絹糸や絹織物を握ったり、摩擦したりすると出る音のことをいう。
着物の腰紐
着物の着付けに使うひものひとつです。着物の土台を支える重要な紐のことをいう。これがしっかりしていないと着崩れの原因になる。
着物のこはぜ
足袋などの合わせ目を留める留め具のことで、一般的には足袋の留め金のことをいいます。4枚こはぜ、5枚こはぜなどの種類がある。
着物の小紋
普段着で着物全体に柄が入った着物のことをいう。


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