香川県観音寺市産の食材などを、アイスクリームに練り込んだ「特産品アイス」が、観音寺市有明町の琴弾公園内に設置されている「世界のコイン館」で販売されている。アイスには、カップとコーンの2種類あり、値段は1個300円となっている。同館を運営する観音寺市の第三セクター「観音寺観光開発」と観音寺市内のアイスクリーム製造会社「オギタアイス」とが共同開発したものだ。瀬戸内海の「いりこちりめん」、「えび」、特産の「セロリ」と観音寺市にある老舗酒蔵会社の大吟醸の酒かすが入った「あま酒」、名所・有明浜の砂をイメージしてきな粉とざらめを入れた「銭形」の5種類となっている。アイスの食材は細かく砕くなどしてアイスクリームに練り込み、どれも素材の持つうま味や風味を生かしている。このアイスの問い合わせは世界のコイン館(0875・23・0055)まで。
一方、香川県高松市勅使町にある障害者福祉サービス事業所「あゆみ園」では、高松市民との「ふれあいの日」が開催された。当日は、ゲームやバザーなどが開催されており、高松市内の地域の住民や関係者ら約500人でにぎわっていた。このふれあいの日は、園への理解を広め、日ごろの協力に感謝を表すのを目的に毎年、開いているものである。現在、同園には18~74歳の知的障害者61人が通っている。高松市内の会場には、知的障害者が作った織物「さをり織り」の雑貨やガラスのアクセサリー、陶器、編み物などの販売コーナーや、輪投げやヨーヨー釣り、くじ引きのゲームコーナーが設けられた。また、作品を展示した生け花や、抹茶を提供する茶道でも、日ごろの取り組みを披露した。通所者たちはゲームを手伝ったり、さをり織りを実演したりして、訪れた高松市民たちをもてなしていた。
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古き京都の街が描かれている「洛中洛外図屏風」の最も新しい時代に描かれた作品が徳島県内で見つかり、17日から開く徳島県徳島市立徳島城博物館の企画展「屏風絵を読む」で初公開される。洛中洛外図屏風は、19世紀前半ごろの作品で、朝廷の御用絵師を務めた京狩野派の流れをくむ絵師、狩野永泰)が手がけたものである。徳島県内の個人が所蔵していたものを徳島市立徳島城博物館で調べたところ、永泰の作品と確認された。徳島市立徳島城博物館によると、同題の屏風絵は安土桃山時代から江戸前期に盛んに描かれたが、19世紀に由緒ある一流の画家が描いた例は珍しいという。絵は2セットの6曲屏風から成り、1セットあたりの大きさは縦160cm、横360cmとなっており、金雲の中に、京都御所や二条城、西本願寺など京都の名所が数多く描かれている。江戸後期らしい遠近法が用いられ、温和で上品な彩色や、北から南を見渡した構図が特徴となっている。永泰は、平安・鎌倉時代の画風を復興しようとした「復古大和絵派」の絵師、冷泉為恭の父で、京狩野を継承した狩野永岳の弟。京狩野の属する狩野派は、安土桃山から江戸時代に画壇に君臨した画派で、粉本と呼ばれる下絵をもとに作品を再生産したものである。しかし、この屏風絵では他の流儀の画法なども取り入れられているという。
桜の満開を迎えた徳島県内の名所には連日、多くの花見客が訪れ、あでやかに咲き誇る姿に酔いしれている。日本気象協会四国支店などによると、今年のソメイヨシノは、高知市で観測史上、歴代1位タイの早さで開花したものの、その後の「寒の戻り」もあって徳島市では平年より3日早い同26日だったという。桜は開花した後も気温の低い日が続いたため、満開まで時間がかかっており、長く楽しめるのが今年の桜の特徴だという。徳島県内は、まずまずの空模様が続く見込みで、今週末も花見を堪能できそうだという。
一方、徳島市役所では、今年度の新規採用職員の研修の一環として恒例になっている阿波踊り演習があった。阿波踊りが初めてという職員も含め40人が「ヤットサー、ヤットヤット」と声をかけあって一心不乱に汗を流した。阿波踊りは徳島県を代表する観光資源だが、毎年、徳島市で採用される新人職員の中には実際に阿波踊りを踊ったことのない職員も少なくない。このため、徳島市では1993年度から、研修に阿波踊りを取り入れているという。今年は演習に参加した40人のうち、踊りの経験者は半数の20人で、8月の本番に踊った経験がある人となるとわずか6人だけという。この日の実習では、有名連に所属する徳島市職員3人が指導にあたり、リズムの取り方など基本から丁寧に伝授した。新人の1人は徳島市に住んだ経験はあるものの、踊りは未経験で。「機会があれば8月の本番でも踊りたい」と意気込んでいた。
山口県岩国市錦町の府谷地区で「第4回府谷シバザクラまつり」が4月11日まで開催されている。山口県岩国市錦町の府谷地区は、西中国山地の山里で、水田のあぜでは赤や桃色、白のシバザクラが7分咲きとなっている。昨さらに、年の稲刈りのあとに植えた菜の花も満開となっている。山すそや川岸の桜も花びらを散らし、訪れた人々は青空の下で、のんびりと散策を楽しんでいる。まつり期間中は、山口県岩国市錦町の農業体験施設「グリーンピアやまざと」管理棟で、地元の人々が「カフェ府谷」を開き、コーヒーや弁当などを販売しているほか、山口県岩国市の地元産の大豆を使った手づくりみそや米、木工芸品の販売もある。
一方、山口県美祢市の秋吉台エコ・ミュージアムでは、一帯の地層から取れる石灰岩をたたき割って化石を採取する体験会があり、多くの家族連れが参加して賑わいを見せた。割れた石のかけらの断面から小さなサンゴやアンモナイトなどの化石を見つけると、子どもたちは「あった」と大声を上げて喜んでいた。この催しは、「第7回桜まつり」の一環として開かれたものである。石灰岩は3億5000万年前~2億5000万年前のもので、山口県美祢市内の採石場から運んだものだ。子どもたちは直径30センチほどの石を金づちで割り、かけらの表面を薄い塩酸で洗うと、様々な貝殻などの化石が浮かび上がったという。
山口県下関市内の唐戸市場と唐戸商店街、カモンワーフが共催で町おこしを願って開催する「唐戸まつり春」が10日、山口県内の下関市の唐戸町一帯で開催された。唐戸まつりでは、市場の激安販売や屋台市、商店街のスタンプラリーなどに多くの家族連れが訪れ、旬の味覚や趣向を凝らしたイベントを楽しんだ。まつりのなかでも、2007年から春と秋に開かれているまつりの恒例イベントの一つで大人気なのが「大早食い大会」となっている。これは、大食漢を自負する2人1組の5チームで争い、ナンバー1を決定するものとなっている。大会では、山口県下関市の関門の台所と称された唐戸の味覚をいかに速く、美しく食べきるかを競った。メニューは毎回異なるのが大会の見どころとなっている。今年は、冷ややっこにロングお新香巻き、巨大稲荷ずし、バナナとなっており、出場者は観客の声援を受け、猛烈な勢いで食べ続けた。過去の大会で人並み外れた食べっぷりを見せ、常勝を誇った山口県下関市の唐戸魚市場チームは今回、あまりの強さのため主力級が出場を自粛したという。このため、大会は大混戦になったが、山口県下関市のまつりスタッフチームが序盤からのリードを保って逃げ切ちを果たした。山口県下関市の唐戸まつりのもう一つの恒例イベントが、トロ箱を積み上げた台車を押してタイムを競うD-1グランプリとなっている。これは、往復約100メートルの折り返し直線コースで、白熱の優勝争いが繰り広げられ、レースは小学生の低、高学年と中学生、一般の各部門があった。
新たな鮮度保持フィルムを使い、1個ずつ包む個包装機械が、広島県JA三原せとだ選果場(広島県尾道市瀬戸田町中野)で稼働し、広島県産レモンの通年出荷を可能にした。尾道市と広島県の補助事業で機械を導入し、尾道大学生らがデザインで参加したものである。産官学連携で日本一の生産量を誇る広島県産レモンを全国にPRする。広島県を含めて温暖な瀬戸内の島々では、昭和初期からレモン栽培が盛んであった。広島県JA三原管内の生口島、高根島では昨年度、500人が約1500トンのレモンを生産した。通常のかんきつ類の出荷期間が1~2カ月なのに対して、広島県の露地栽培のレモンは10~5月まで長期間、出荷可能となっている。さらに「1年を通じて国産レモンを味わいたい」という広島県内の生協、量販店などの要望に応えて、広島県JA三原が個包装機械を開発した。広島県でハウスレモンが出荷のピークを迎える9月までの約3カ月の端境期をカバーすることが可能になった。今年度、広島県では減農薬の特別栽培エコレモン50トンの出荷を予定し、小売り価格は通常の倍に当たる1個200円を見込むという。7日には広島県JAや尾道市関係者ら約30人が参加して記念式典があり、広島県JA三原の國川剛平組合長が「安全でおいしい日本一の瀬戸田のレモンを全国にPRしたい」とあいさつした。黄、緑、青色を使った斬新なフィルム包装をデザインした同大芸術文化学部美術学科専攻の森田菜摘さん(広島県尾道市栗原町)は「気軽に手にとってもらえるようレトロなデザインにした。広島県、尾道産レモンの味わいを多くの方々に知ってもらえたら嬉しい」と話していた。
広島県東広島市は、2005年に周辺5町(黒瀬、福富、豊栄、河内、安芸津)を編入合併してから、2回目の市長選を迎えることになった。2015年度には国の措置が切れて、東広島市の普通交付税収入が激減する。こうしたことから収入減を見込んだ東広島市政運営が問われる。東広島市では工場や大学が集積する中心部と、周辺地域では、交通網などで依然として格差があり、合併の仕上げに向けて課題が残る。東広島市はいまだ人口増が続く自治体だ。2005年国勢調査では18万4430人だが、2010年には19万人を超える見込みだという。しかし、2010年度の東広島市の当初予算では法人市民税が大きく落ち込んだ。さらに東広島市の収入が減る要因があるという。東広島市では2008年度一般会計決算約677億円のうち、約71億円が普通交付税収入だという。適用される合併特例法では、合併から10年間は合併前の自治体分が保障される。東広島市の場合、特例が切れる20155年度以降、東広島市全体で一本化した算定額になるよう、5年間で段階的に削除される。2008年度で一本化したと試算すると普通交付税は約23億円と50億円近い減収になる計算だ。一方で大規模事業が多く、老朽化した現市役所に代え、2011年度には現在地に新庁舎を着工する。東広島市役所近くに2014年度開館予定で市民ホールを造る計画もある。広島県竹原市、大崎上島町とは一般廃棄物処理場を合同で建設し、2020年度の操業開始を目指している。東広島市の財政の弾力性を示す経常収支比率は、2008年度決算で84.7%であり、広島県内の市で最低であり、今のところ財政は健全だといえる。東広島市では「大型事業を進めながら、次の4年間でいかに財政の健全さを保つかが課題」と言う。これまで東広島市市域を東西に走るバイパスや、呉市と結ぶ幹線道路の開通などで利便性は向上したが、東広島市の市街地拡大に交通網の整備が追いつかない場所もある。また、東広島市は古くから酒造りで栄え、1990年に始まった「酒まつり」は毎年20万人以上を集める。だが会場の広さなどの問題で、客数は頭打ちという。
岡山県内においても4月は、入社式、入学式といった新生活スタートが話題になるが、今春は少し事情が異なる。5日、岡山コンベンションセンター(岡山県岡山市北区駅元町)で開かれた岡山県の「岡山県体験就業マッチングフェア」に就職が決まらないまま卒業した大学生、高校生ら約90人が集まった。2月段階で大卒の就職内定率は全国で80%だったが、岡山県内では76.6%までに落ち込んでいた。就職氷河期といわれた2000年代初頭並み、過去最低水準となっている。企業ブースが並ぶ会議場に、就職内定を得られなかった若者たちが行列をつくった。その1人、岡山県岡山市北区の女性は今年3月に神戸学院大学を卒業した。地元での就職を目標に岡山県内企業約60社に履歴書を送ったが、いずれも内定に至らなかった。入学時の先輩たちは複数の企業から内定を得ていたので、自分も大丈夫だろうと思い就職活動を始めた2008年秋、リーマン・ショックで金融危機に襲われた企業側は新規採用を抑えた。求人は激減し厳しさは増すばかりとなっている。大阪経済大を卒業した男性も岡山県内で就職を目指している。自分の努力不足だけど留年したことを後悔、。留年せずまだ新卒採用が多かった時期に就職活動したなら、ここまで困らなかっただろうと思う。2009年度だけで50社受けたがまだ内定はない。卒業を機に大阪から戻り岡山県の岡山市内で両親と同居するつもりだ。目当ての企業ブースに座り、熱心に話を聞いた。岡山県は、就職が決まらないまま卒業した学生の就労を支援するため、マッチングフェアを企画した。企業は、学生を1年間、期間社員として雇用し、岡山県がその賃金を負担する。対象になるのは介護、医療、農林水産、環境・エネルギー、観光、地域社会雇用の6分野の企業で1年間の期間終了後に正社員への移行も努力義務として促している。この日は岡山県内の27社が参加したが、7日にも「第一セントラルビル」(岡山県岡山市北区本町)で同じフェアが予定され、5日間で計50人の求人募集による雇用をもくろんでいる。岡山県内の就職内定率の減少が止まる気配はない。今年は企業への就職を目指す希望者そのものも減少した。岡山労働局によると、岡山県内で今年3月の大学卒業予定者は7978人で前年比3.9%減に対し、就職希望者数4641人は10.1%減だった。同労働局は「不景気になれば公務員志望が増える。卒業してから公務員を目指す人もいて、進路が決まらないまま卒業するケースも多い」と指摘する。就職内定率は、岡山県内の企業への就職希望者に対する内定者の割合で公務員や教員志望者は含まれない。
岡山県内の新見市、高梁市、吉備中央町はこのほど、地震や水害などの災害発生時に廃棄物の処理が困難な場合、迅速に対応できる協力体制を定めた協定を締結した。非常時を想定した協定締結は岡山県内初めての事例となる。大型台風や豪雨など自然災害には、各自治体単独では手が足らないケースが出てくる。こうした事態に備えて、各自治体が連携して緊急事態に対応できる体制を整える狙いで、廃棄物処理施設の突発的な故障時に備えた相互支援も盛り込んだ。岡山県新見市役所の市長室で行われた調印式には石垣正夫・新見市長、近藤隆則・高梁市長、重森計己・吉備中央町長が出席し、「災害時等の廃棄物処理に関する相互支援協定書」に署名・押印し、握手した。石垣市長は「災害はいつやって来るか分からず、廃棄物の処理に苦労した経験がある。互いに協力することで迅速な対応ができる」と述べた。調印に立会った臼井真典・備中県民局長は「岡山県内で初めての取り組み。岡山県下に波及するよう期待したい」と話していた。
島根県大田市静間町の休耕田などに植えられた菜の花が見ごろを迎え、近所の親子連れなどが一面に明るく咲いた黄色い花をめでて楽しんでいる。島根県大田市地区では、農村景観保全のため、2008年に島根県大田市地元の住民でつくるグループ「島根県大田市静間用水夢の里創」が菜の花の種を植え始めており、昨年、初めて花が咲いた。2年目の今年は、植え付け面積も51アールから85アールに広げた。去る3月27日には、島根県大田市の地域住民が初めて、「菜の花まつり」を静間駅前で開催した。昨年採れた菜種油で揚げた山野草の天ぷらも販売された。菜の花畑は、JR山陰線沿いに点在しており、列車の乗客たちの目も楽しませている。夢の里創事務局は、「島根県大田市休耕田が少しでも減ればとの思い。多くの人にかれんな花を楽しんでもらいたい」と話ていた。